漱石『明暗』を読みつつ

 衝撃。
 漱石が女性視点で書いている!
 それも相当の長さを妻お延の視点で書き続けている。これは異例のことではないのだろうか?
 この女性の視点の部分、女性の評者からはどのように評価されているのだろうか。気になる。

 谷崎はしばしば女性一人称、女性の語りで小説を書いたが。

 ちなみに、痛井ッ亭。は、「強がり」「恋ING 恋愛小説」の中で、女性視点を全面展開している。←文豪と並べるな!
 並べるのはもちろん不遜だが、並べてみると、自分のヲタ小説がいかに低次元かということだけは分かるのであったorz